いつの間にか起動が遅くなるのはなぜ?
パソコンの使いはじめは、サクサク起動していたことでしょう。
その後、必要に応じてアプリをインストールしたり、プリンターなどのデバイスを追加したりするわけですが、気付かないうちに[スタートアップ]として、自動的に起動するプログラムが登録されていることがあります。
これは、起動に時間のかかるアプリをバックグラウンドで待機させておく、あるいはユーザーの利便性を考えて、アプリを常に起動させておく(常駐させておく)といったメーカーの判断による場合がほとんどです。
しかし、パソコンの起動時間を考えれば、ほとんど使うことのないアプリを[スタートアップ]に登録しておく必要はありません。
スタートアップのオン/オフを切り替える
[スタートアップ]は、パソコンの起動と同時に、自動的に起動するプログラムを管理する機能です。Windows 10の[設定]画面から[アプリ]→[スタートアップ]の順にクリックすると、設定を変更できます。
なお、[設定]画面を呼び出すショートカットキーである[Windows]+[I]は、覚えておくと何かと便利です。
1[アプリ]の画面を表示する
[Windows]+[I]キーを押して[設定]画面を呼び出し、[アプリ]をクリックします。
2不要な[スタートアップ]を解除する
続けて画面左側の[スタートアップ]をクリックすると[スタートアップ]に登録されているアプリが表示されます。画面右側のスイッチをオフにすれば、[スタートアップ]を解除できます
ただし、むやみに[スタートアップ]を解除するのは厳禁です。よくわからない場合はオンのままにしておくべきでしょう。
例えば、オーディオ(上記の例では「Realtek HD オーディオマネージャ」)の[スタートアップ]をオフにしてしまうと、パソコンの音が鳴らなくなってしまいます。スイッチの下にある「影響:小」「影響:大」などの表示も目安にしてください。
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